【理系の書評】『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ~ハイテク海洋動物学への招待~』
『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ~ハイテク海洋動物学への招待~』★3.5
1.マニアな世界の研究者の私の履歴書的な本
2.サイエンスの発展は理論的でも計画的でもない
ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待 (光文社新書)
- 作者: 佐藤克文
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 76回
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【書評】『ヤバい経済学 [増補改訂版]』読了 ★4つ
昔ヒットして、今となっては、ちょっと古い本だが読了。
1.「ヤバイ経済学」経済学的手法を著者の興味の赴くままに使ってみる本
著者(の1人)スティーヴン・レヴィットは、2年に1度40歳未満で最も優れたアメリカの経済学者に贈られる賞を受賞した鬼才。
アメリカの犯罪発生率低下の原因、子どもの学校の成績の因果関係など、「それも経済学に入るの?」という分野を経済学的手法を使って分析していく。
著者が冒頭で予告するとおり、「本書に一貫したテーマはない」。ひたすら著者の興味があるもの(犯罪系が多い)をテーマを手当たり次第という感じ。
例えば、「アメリカの近年の犯罪率低下の主要因は『妊娠中絶の合法化』である」といった、賛否両論が置きそうな分析を行っている。
2.ビックデータ、AIの時代にも人に残る重要な役割
統計的手法を使って分析しており、現在だといわゆる「ビックデータ解析」に近いものがある。
AIやビックデータで人間がいらなくなるという議論が多くなってきているが、この本を見ると、ビックデータ時代の人間に残される仕事が(の1つ)がわかる。
それは、そもそも分析するためのデータを取ってくるところ。データ化されていないが、データ化して分析すれば面白い結果が得られなそうな元データをいかにとってくるか。
この分析元データの取得は、各経済学者が苦労しているようだが、まだまだ職人芸的要素が強そう。
コンピュータは元データを与えないと何もできない。「分析のためにそもそも何をデータ化すべきか」という仕事は当面は人に残りそうだと感じました。
- 作者: スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー,望月衛
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/04/27
- メディア: 単行本
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【理系の書評】『生物はなぜ誕生したのか:生命の起源と進化の最新科学』読了 ★4つ(5点満点)
『生物はなぜ誕生したのか:生命の起源と進化の最新科学』読了 ★4つ(5点満点)
個人的に流行の理系本:古生物学、生物進化学編
最近、古生物学、生物進化学、地質学などを読みまくって、たどり着いたのが、この本。まず、この企画を考えた著者2人とと編集者を賞賛したい。
アマゾンの評価も高いのだが、「一般書のレベルを遙かに超えて、大学教科書レベル」という、この超ニッチな本をよく成立させてくれました^^ (多分著者の趣味だろう)。
あり得ない企画内容の生物全史
この分野の重鎮2人が現在進行形の最新研究を盛り込んだ「生物の新しい歴史全史」
内容は生物の誕生と進化の40億年史をまとめたものだが、この本の本のすごいところは2つ。
まず、著者が「ピーター・ウォード」「ジョセフ・カーシェビング」という古生物学、生物学の超重鎮の2人。出てくる参考の説が友人の地質学者に直接聞いたとかばかり、なのはこの2人しかできない。
もう1つ最大のチャレンジは、書評で多数の指摘があるように、原題は「NEW HISTORY OF LIFE」。つまり、新しい生命史なのだ。
網羅している内容は、地球誕生から現在、そして、未来予測まである、サイエンス書にありがちな「全史」。
科学の全史モノなのに、全編新説入れまくり(笑)
この本のすごいのは、原書の発売が2015年なのだが、「New History」の名の通り、21世紀、つまりここ10年、20年ぐらいの新発見・新説を評価が、まだ固まってないことまで含めてバシバシ使っているところ。
「全史」なのに、全編にわたって新説をここまで入れた本はみたことない。
書評で「この本を読めばあとは10年間は、この分野で新しい本を読まなくてよい」というコメントがあったが、この人がどこまで意識して書いたかかわからないが、これは、勘違いしやすいコメントだ。
一般に「10年」というと長いと感じるが、なんたって「40億年の全史」ですから。
10年後に新版を読んでみたい本
技術とは違い、100年単位で発展してきた科学の世界で10年でまた、生命の見方が変わるかもしれないというのはすごいことだ。
実際に、進化学、古生物学では、この10年ぐらいに新しい発見がたくさんされているらしく、今後も発見されるだろう。
(この短期間に発展する科学分野は非常に珍しいが、CTや遺伝学などの他の科学分野の発展が研究の加速を後押ししているらしい。
CTで恐竜の卵をみたりとか)
10年後に、新版を見たい本。
営業ヒアリング研修講師が書いたノウハウ記事まとめ
1.「営業ヒアリングのコツ-1回の営業訪問で全情報を掴む5つの技」
「あなたは営業ヒアリングが得意ですか?」
「顧客訪問で十分な営業ヒアリングができていますか?」BtoB営業での情報収集の基本は、顧客訪問による営業ヒアリングです。しかし、BtoB営業では、顧客訪問機会は何度も作れません。1回の訪問機会でニーズ仮説・ソリューション仮説など、営業ヒアリング提案に必要な全情報を掴むのがベストです。
「営業ヒアリングのコツ-1回の顧客訪問で全情報を掴む5つの技」では、1000件の新規事業商談現場で培った、1回の顧客訪問を最大限に活かす営業ヒアリングのコツをまとめます。
2.「誰でもできる本音を引き出す営業トークのコツ-営業トーク例付き」
「あなたは顧客から本音を引き出せていますか?」
「あなたは本音を引き出す営業トークを持っていますか?」営業ヒアリングで重要なのは、質の高い顧客情報を掴むことです。「本音を引き出す営業トークのコツ」で、口の堅い顧客からも、本音情報を入手できます。
また、1000件の商談で培った、「本音を引き出す営業トーク例」をまとめましたので参考にしてください。
3.「 営業ヒアリングシートの作り方-すぐ使える無料ひな型ファイル付き」
ヒアリングシートテンプレートについて書きました。
私は、いわゆるテンプレートという形ではつくっていないのですが、ヒアリング項目は、型として完全に頭に入れたうえで、聞いた/聞いてないのチェックを必ずヒアリングの場でするようにしています。
「あなたは営業ヒアリングに自信がありますか?」
「あなたは『営業ヒアリングシート』を使っていますか?」
事前準備をしっかりしておくのが営業ヒアリングのコツです。簡単な営業ヒアリングシートを用意するだけで、質問項目の抜けモレがなくなり、営業ヒアリングスキルがアップします。
また、すぐ使える「営業ヒアリングシート雛型ファイル」が無料ダウンロードできます。実践で営業ヒアリングシートの効果を体感してください。
4.「すぐに使える営業質問の基本「BANT」活用7つのコツ」
BANTをはじめて知ったのは15年前。当時はピンときませんでしたが、完璧にマスターすべきヒアリングフレームワークを一つ選ぶとしたら、それはBANTだと思います。
「あなたは営業質問で適切な情報収集ができていますか?」
「あなたは営業質問の『型』を持っていますか?」営業ヒアリングでの「営業質問」は、重要な営業スキルの一つです。しかし、営業質問のノウハウを、しっかり身につけている方は少ないものです。
営業質問基本フレームワークにBANTがあります。BANTとは、Budget,Authority,Needs,Timeframeの頭文字をとった略語で、「予算」「決裁権」「ニーズ」「導入時期」の4つの営業質問項目です。BANTは、基本的かつ網羅的な質問項目で、営業初心者から、すぐ使えます。
1000件以上の商談で磨いた営業質問ノウハウをまとめます。
5. 予期せぬ失注も事前察知!購買プロセスの裏まで掴む5つのコツ
「あなたは顧客の購買プロセスをどこまで把握していますか?」
「営業商談が受注寸前で、突然失注したことはありませんか?」営業ヒアリングのキモの一つが、「顧客の購買プロセスを、各プロセスの裏側で、誰がどう動くかをできるだけ詳細に掴むこと」です。「予期せぬ失注も事前察知!購買プロセスの裏まで掴む5つのコツ」を教えます。
【リケパパのリケジョ育成】「ティッシュペーパーでお手紙は作れるか?実験してみた」楽しむ能力を育む
1.リケパパのリケジョ育成
海老原です。
昔から理系好きで、子供と遊んでいても自然と理科実験のようなことをしてしまいます。リケパパの元では女の子でもだんだんリケジョに育ってきます。
1-1.「幼稚園児に仮説思考を教えてみた」
以前会社の記事で「幼稚園児に仮説思考を教える」という実験をしてみました。
子育てに学ぶ人材育成:幼児園児に仮説思考を教えてみた | 学習理論 | シナプスビジネスナレッジ | 株式会社シナプス
すると「実験」という言葉が好きになり、「実験したいー」という実験好き、サイエンス好きリケジョが出来上がりました。
1-2.リケジョの楽しむ能力を育む
さて、実験好きの彼女は、自分一人で「実験」をしていることがあります。そんなとき、私は「よりサイエンスの実験っぽく」「仮説検証するように」そして、なにより「楽しいサイエンス実験になるように」サポートします。楽しむ能力を育むわけです。
今回は、そんな彼女の実験コーナー「ティッシュペーパーでお手紙は作れるか?」です。(2016年時点4歳)
2.「ティッシュペーパーでお手紙は作れるか?」実験してみた
娘が突然、「ティッシュペーパーをトロトロにして実験しているんだ~」といってきました。
みると、ペットボトルにティッシュペーパーと水を入れて、かき混ぜています。
彼女曰く「お手紙」を作るとのこと。
なるほど、紙すきの要領ですね。和紙をすくみたいなイメージかな。まず、ティッシュを溶かしてトロトロにする。そこから、板状に乾燥させてお手紙を書く和紙のような台紙ができると思ったわけです。
うーん、なかなか難しいのに挑んだね。
これは、なかなかサイエンス的にも面白い実験です。また、広く考えると仮説思考を使った仮説検証といえるでしょう。
さあ、楽しく実験スタートです。
2-1.実験Day1:ティッシュペーパーをトロトロにする
ペットボトルにティッシュペーパーと水を入れて、かき混ぜています。このサイエンス的発想よいですね。
せっかくの発想を潰さず広げるよう、私は「よりサイエンスっぽく仮説検証するように」そして、なにより「楽しいサイエンス実験になるように」サポートします。
とりあえず、「すごい、トロトロにして!」といいました。しっかり溶かさないと最後に板状にまとめるのが難しそうです。なにより、本人がその方が楽しそう。案の定、一生懸命こねてます。
2-2.実験Day2:ティッシュペーパーを乾燥させる準備
トロトロにはなったけど、これだけで、和紙っていうか「お手紙」ができるわけないですね。このトロトロティッシュペーパーを乾燥させるには、少し工夫が必要です。
「ママー、キッチンパーパー持ってきてー」と実験器具を準備します。「単に乾燥するだけじゃ、きれいに板状にくっつかないだろうな」と仮説を立て、キッチンパーパーを選択しました。
夜も更けたので、今日はこれで終了です。
2-3.実験Day3:ティッシュペーパー乾燥スタート
ベランダに実験キットを用意します。
お皿にキッチンパーパーをしいて、トロトロになったティッシュペーパーを注ぎます。
なんとなくきれいに広がりました。
「このまま乾くまで触っちゃだめだよ」といって、また明日。
2-4.実験Day4:ティッシュペーパー乾燥2日目
「パパできた~」と言ってきましたが。これはまだぬれてますね。
今日は曇りだったしな~。
「乾いてきたけど~。まだ、カラカラになってないから、またベランダで干しておこう」
2-5.実験Day5:ティッシュペーパー乾燥3日目
乾燥に入って3日目。
お、乾燥して、なんか和紙っぽいのができている!!w
キッチンパーパーのわずかな凹凸もいい感じの仕上がり感です。
「できた~! やった~!」
りか実験「お手紙」のできあがりです。
2-6.実験最終日:お手紙割れる。
その後、自慢気に、「お手紙」をポシェットに入れて持参して、お友達に見せてきたようです。
帰ってきたら、割れている。まあ、予想範囲内。
しばらく、「パパ、壊れちゃったー!泣き」と泣いていました。
うん、またがんばろうね^^
3.リケパパのリケジョ育成 ー楽しむ能力を育む工夫
リケパパとして、私が重視するのは、楽しむ能力を育むことです。人は、単純作業でも、難しいことでも、楽しければ、どんどんやってしまうものです。
せっかく面白そうな実験を始めたので、私はどんどん実験が楽しくなるように誘導します。また、避けたいと思っているのは、途中で「つまらないから辞めた」とならないことです。
3-1.楽しむ工夫1 ー演出で盛り上げる
娘がペットボトルでティッシュペーパーをかき混ぜているのをみて、私は「すごい、トロトロにして!」といいました。さらに、「まだだよ、もっともっと!」と盛り上げます。そして最後は「おー、すごいトロトロだー」。これ、半分は演出です。ティッシュペーパーをかき混ぜる行為自体を遊びにしてしまいます。
3-2.楽しむ能力工夫2 ーさり気なく失敗しように手伝う
私は、トロトロのティッシュペーパーを乾燥させるためにキッチンペーパーを用意しました。これは、普通に乾かすと失敗するな、と思ったため成功の後押しをしました。わざと失敗を経験させる方法もあります。しかし、特に子供は失敗をすると、すぐ辞めてしまうので注意が必要です。
ここでもう一つ重要なのは「さり気なく」。あからさまに手伝っている感を出すと子供は嫌がります。子供の自尊心を尊重しながら手伝ってあげます。
子供がぐんぐん成長する秘訣「楽しむ能力」ースモールステップの原理活用
1.子供がぐんぐん成長する秘訣 -トレーニングの質と量
1-1.すべてのスキルアップは「トレーニング効率(質)」と「トレーニング時間(量)」の掛け算
勉強でもスポーツでも、何かスキルを身につける、スキルアップするには、それなりのトレーニング時間、トレーニング回数が必要です。
しかし、ただ時間をかければよい、わけではありません。成長幅は、以下のかけ算で示すことができます。
成長幅 = トレーニング効率 × トレーニング時間
「トレーニング効率」と「トレーニング時間」は、どちらも重要です。
「トレーニング効率」をあげる方法は、分野ごとにいろいろあるでしょう。ここでは、根性論だけで語られがちな「トレーニング時間」を増やす方法について考えます。
2.楽しむ能力があればトレーニング量は増える
トレーニングを楽しむ力は、特に子供にとっては重要だと思っています。
何事もスキルアップには、一定以上のトレーニング量が必須です。
もちろんトレーニング効率(トレーニングの質)は重要です。
しかし、いくら効率のよいトレーニングでも続けられなければスキルはあがりません。つまりトレーニングし続けられる能力が必要。そのために、「楽しむ能力」が必要になってきます。
2-1.トレーニング時間を増やす『できた感』
トレーニング時間を増やすことは、最もシンプルなスキルアップ手段です。しかし、なかなかやり続けることができないのが人というもの。トレーニング時間がとれない、トレーニングを続けられないときに、根性がない・やる気がないということで片づけてしまうことが多いでしょう。
しかし、トレーニングを続けるためのやる気を意識的にアップさせる方法はないでしょうか。それが、自己効力感を感じさせること。私は、よく『できた感』と呼んでいます。
子供と接しているとき、教育マニアとしては、たくさん教えたくなります。しかし、少しの気づきを与える以外は「楽しめること」を重視しています。土日の寝るときはいつも「今日は楽しかったね〜」と、いわれます。
2-2.子供の将来を変える楽しむ能力
この自己効力感を育むことは、特に子育てでは重要だと思っています。子供は将来は親元を離れます。また、すべてを教えることはできないので、トレーニング効率を上げられる範囲も限られます。
しかし、自己効力感、トレーニングを楽しむ力は、比較的汎用性が高いと思っています。自己効力感を育むことができれば、あとは子供が勝手にトレーニングし続けていきます。下記のようなサイクルです。
トレーニング → できる →できた感でうれしい →またトレーニング
スキルそのものではなく、スキルを身に着けるための行動特性です。
2-3.スラックラインをやってみた
世界4位の実力を持つ、海老原立教大学生徒のあっか先生にスラックラインを指導してもらいました。
「スラックライン」は、写真のようなゴムバンドの上で歩いたり、飛んだりするスポーツ。綱渡り × トランポリン という感じです。
すごい楽しかったようです。
またやりたい!といっていました。
【日常で論理思考】赤ちゃんに、ちょっと難しい遊びを教える3つのポイント
■【日常で論理思考】赤ちゃんに、ちょっと難しい遊びを教える3つのポイント
子供といろいろな形の積み木を型にはめるオモチャで遊んでみました。
1歳弱には、かなり難易度が高いオモチャですが、教えると意外と遊べています。(娘が、11ヶ月のとき)。
どうやって遊びを教えるか。ポイントについて論理思考を使って考えてみました。
1)ほめる ー楽しむ能力
とりあえず、できたら褒めます。
穴に入ったら、2人で「できた~」と大拍手(^^)
そうすると、喜んで自分でも拍手。
そして、また次をやろうとします。
2)レベルを調整するースモールステップの原理
最初に上げたように、1歳には難しいオモチャ。
あまりできないと、やる気をなくしちゃいます。
これを奥さんは、本来穴が3つあるところを2つ穴をふさいでで1歳児でもできるようにしてあげてました。
3)ほめない
1)2)は結構前から思っていましたが、最近考えているのが、1)と対極。「ほめないこと」。
ある程度、赤ちゃん特有のことですが、「推奨されない行動の時に親がほめ」てしまっているのをよく見かけます。
できていないときは、(自分でできたつもりで喜んでいても)ほめるのを我慢。
できたときだけほめてあげます。
【子育てに学ぶ学習理論】娘に4歳から仮説思考を教えてみた
1.4歳から仮説思考を教えてみた
いろいろ子供に試して、遊んでいる(?)私。今回は、仮説思考を教えてみました。以前書いた「実験好きリケ女」とにてますね。
仮説思考に必要な頭の使い方とは
まず、仮説思考に必要な頭の使い方とはなんでしょうか?大きく次の3つです。
1)将来を事前に予測すること
2)(事前に)予測した根拠を考えること
3)起こった結果を検証すること
ということで、この3つを考えるように遊びながら誘導してみます。
今回使ったのは、写真の「無限積み木」。ものすごくシンプルな積み木です。逆にいうと自由度が高い。
仮説思考教育実験開始
いつものように最初は、私がやって誘導します。
「これ、もう1段高く積めるかな?」
「どうやったら、崩れないかな~?」
「じゃ、やってみよう。」
できたら「おー、できたね」。
崩れたら「崩れちゃったね~。もう1回やってみよう。どうしたらできるかな~。」
2.4歳児に仮設思考を教えた実験結果
実験1:5階建て積み木チャレンジ
最初に私主導で作ったのが、写真左の5階建て積み木。4階建てで、崩れたところ「押さえを付ければよいじゃない?」とナイスな提案。
実験2:ジェットコースターの高低を積み木で表現する
その後、勝手に作り始めたのが、右の写真の積み木。ジェットコースターだそうです。微妙なバランスで高低を表現しようとしています(^_^)
【リケパパの学習理論】数える力がリケジョを作る
海老原です。
リケパパが、自分の娘をどのように育てているか。どうやってリケジョを作っているかを書きます。
1.リケパパが育てた幼稚園児リケジョ
うちの娘は、4歳、幼稚園の年少です(2015年現在)。
多分リケ女になります。っていうか、将来はわかりませんが、現在なってます。
消防車、電車など、男の子が好きそうなものが大好きです。
乗り物に興味がある女の子くらいはよくいるでしょう。しかし、うちの子は、普通の男の子以上にマニアックなリケジョです。例えば、こんな感じです。
- 「メキシコ」という言葉を聞くと「知ってるよ。隕石が落ちたところでしょう?」という(巨大隕石による恐竜絶滅説を知っている)
- 「雨が降ってきた」と聞くと「熱い空気と冷たい空気がぶつかって」という。(雨が降るときの空気の流れの原理をなんとなく知っている)
2.リケパパの学習理論-4+4は、8つ数えさせる
今回は、世の親はまず、やっていないだろう私が理系に必要と考える。「かぞえる」ことについて書きます。
今、すき家のお子様ランチについてきた「すごろく」が流行っています(ビニール素材なのでお風呂でできる)。「サイコロを2回振って8以上になったら次へ」というコマがあり、「4」が2回でました。
私は、指で「4」を2個つくって彼女に見せながら「8より大きくなったかな?」と聞きました。彼女はどうしたでしょう?
「シニガハチ」?違いますよ~。自分の指で「いーち、にー、さーん、・・、はち!」と数えました。普通の親は「4足す4は8だ!」と教えると思いますが、私はそのままにしました。むしろ褒めました。
3.数える力がリケジョを作る(リケパパの学習理論仮説)
なぜ、「4足す4は8だ!」と教えず、「数えること」を推奨したのでしょうか。
私としては、「記号」を覚えるのではなく、「リアルに見えるものを数えられるようになってほしい」んですよね。
数えられることが理系の基礎ではないかと思っています。
4.数える力がイメージ力・想像力を鍛える
自慢じゃないですが、私はセンター試験で物理満点でした(その代わり「漢文」が0点でした。マークシートなのに、、、(^^;)。物理ほど、出来る人と出来ない人の差がはっきりする科目はありません(高校の定期テストで100点満点で10点ぐらいの人がゴロゴロにいるのが不思議でした)。
私の仮説では、その差は「数字や物理現象を映像としてイメージする力」にあると思っています。10点の人は、問題の数字を無味乾燥な記号としてとらえている。出来る人は問題が映像として浮かんでいる。例えば、鉄のボールが放物線を描いて飛ぶ様子。
5.数える力をつけるには、徹底的に数えること
「数える、ぐらいうちもやっている」と思う方もいるかもしれません。
私は、この「イメージする力=数えられること」という仮説を昔から持っていたこともあり、徹底度が違います。
彼女が、8まで数えられるようになったのはおそらく2年ぐらい前。
それから、足し算の概念すら教えず、数字については「見えるものを正しく数えること」しかやらせていません。
「パパ、タクシーが『3台』いるよ」とか、無意味に数を報告してきます。
さて、どんなリケジョになっていくでしょうか。
【理系の論理】原発による放射線の危険性を科学的に定量計算してみる
海老原です。
最近そこまで炎上しなくなってきましたが、放射線(放射能)に対する議論についてかなり、熱戦が繰り広げられていましたね。
さて、サイエンスマニアの私、昔「原発による放射線の危険性」について科学的に、計算したのですが、そろそろ書いても大丈夫だろう。ってことで、あげてみます。
炎上しないかな。。w
1.放射線の危険を科学的に本気で定量的に計算してみる
1-1.放射能の危険を語るなら、必ず読むべき本
サイエンス好きな私は、「今この世界を生きているあなたのサイエンスⅠ」を読んでいます。しばらく前に有名になりましたね。
サイエンス界の重鎮かつプロフェッショナルが、原子力、太陽電池など、温暖化など、現代社会の大きなイシューが、一般人にも分かるように科学(物理学)の側面から書かています。
原題は "Physics for future presidents: the science behind the headlines”。
つまり、未来の大統領のための物理学。大統領になるなら、基本的な科学知識を理解してないと判断間違えますよ。勉強しておきましょう。という本ですね。
1-2.放射線の危険について、サイエンスマニアとして、本気で分析してみることにした
「今この世界を生きているあなたのサイエンスⅠ」では、放射能の危険性についても書かれています。気になっていろいろ計算してみることにしてみました。
放射能というのは、危険なのか?危険ならばどの程度危険なのでしょうか?
抽象論だけではなく、もっと定量的に突っ込んで計算してみましょう。
2.放射線のふたつの危険:放射線症とガン発生確率の上昇
まず、放射線による健康被害は、大きくふたつ。「放射線症」と「ガン発生確率の上昇」にわけられます。
逆に言うと、「このふたつしかない」というのは一つのポイントです。
爆発とかしないですからね(^^)
2-1.放射線症
放射線症の基礎知識。
・100レム以上の放射線をあびると吐き気をもよおすなどの放射線症になる
(200レムを超えると死亡する危険性もでてくる)
・ただし、ほとんどの病気にある「閾値効果」というのがあり、100レム以下ならば「体に変調きたすことさえなく体のダメージの大部分は自己修復される」
(閾値を超えた時だけ病気になる。閾値以下では、何も起きない)
2-2.ガン発生確率の上昇
ガン発生確率情報の基礎知識
・2500レムで、ガン発生100%とみなせる
・逆算して、「1レム放射線を浴びるとで、0.04%」ガン発生確率があがる
(なお、通常ガンで死亡する率は20%。これは、著者がアメリカ人なので、アメリカの数字か?日本では、40%程度)
3.放射線症、ガン発生確率の情報のそれぞれについて、放射線の危険度を定量的に計算してみる
さて、これらの情報をもとに放射能が、危険になる可能性について、定量的に計算してみます。
3-1.その前にまず、レム→マイクロシーベルト換算
まずは、「レム」では、よくわからないので、311直後によく話題になっている単位「マイクロシーベルト」に変換してみます。
1シーベルト=100レム
1レム=10,000マイクロシーベルト
3-2.放射線症への影響
まずは、放射線症について考えてみましょう。
放射線症になる条件は「ある一定期間に、100レム、つまり1シーベルトの放射線をあびること」です。
この「ある一定期間」つまり、自己修復できない期間の算出は、ちょっと難しい。
たとえば、1年とか長い時間かけて、じわじわ放射能を浴びた場合、途中で自己修復されてしまうでしょう。
(放射線が、閾値以下になってしまう。
人間は、日常的に放射線を浴びており、自己修復能力がああります。
太陽の光、温泉など、いろいろです)
ということで、自己修復できない程度の、短い時間で放射線をあびないと影響はない。
ここでは、1ヶ月=720時間として計算してみることにします。
(1ヶ月以内に1シーベルト浴びる)
すると、求めたい値をAとすると
1シーベルト=720時間×A
A=1389マイクロシーベルト/時
3-3.ガン発生確率上昇への影響
次に、ガン発生確率の上昇率について考えてみましょう。
以前調べた2011/4/21の記事によると、原発から3キロの一番放射線が強い地域の屋外で毎時110マイクロシーベルト、とあります。
110は、切りが悪いので(笑)、100マイクロシーベルトとして計算してみましょう。
この場所の屋外に、一定期間連続でいるという環境を考えてみます。
<1年間の場合>
1年間であびる放射線量
=100マクロシーベルト/時 × 365日 × 24時間
=876,000マイクロシーベルト
よって、
ガン発生確率(の上昇率)
=876,000マイクロシーベルト / 2500レム
=4%
<1ヶ月の場合>
1ヶ月で浴びる放射線量
=100マクロシーベルト/時 × 30日 × 24時間
=72,000マイクロシーベルト
よって、
ガン発生確率(の上昇率)
=876,000マイクロシーベルト / 2500レム
=0.3%
なお、ただし、ここでは、以下の仮定があることに注意する必要があります。
ガン発生には、「閾値効果が『ない』」。
これは、本に書いてなかったですね。
閾値効果があるのであれば、放射線量が、ある一定以下であれば、いくら長期間あびても、発生確率は、上がらないでしょう。
個人的意見としては、人が日常的に放射線量を浴びていることから考えて、「閾値効果はある」でしょう。しかし、放射線症に比べると非常に低い閾値なのではないかと思います。
4.まとめ
4-1.定量結果まとめ
『1389マイクロシーベルト/時以上の環境に連続して1ヶ月居続けると放射線症になる可能性がある』
『100マイクロシーベルト/時の場所に1年間居続けるとガン発生確率が4%、1ヶ月居続けると0.3%あがる(可能性がある)』
4-2.この結果をどう判断するか?危険か、安全か?
さて、これを「安全」とするか「危険」とするか?
「今この世界を生きているあなたのサイエンスⅠ」でも、似たような話がでてきましたが、これは、もう科学の領域ではなく、「主観的判断」の領域となります。
これを「安全」とするか、「危険」はあなた次第。
さて、どちらでしょうか?
4-3.個人的見解:原子炉に相当近くない限りは、まったく気にならないレベルの危険性
ちなみに、私個人としては、
・放射線症について
1000マイクロシーベルト以上のところに行くこと個人としては、ありえないので無視。
(報道を見る限りは、これは、事故を起こした原子炉内の放射線量。実際に事故現場で作業する方は、危険なので、閾値内に抑えるよう時間を制限する必要があるでしょう)
・ガン発生確率について
通常ガン発生確率20%(日本人40%)からすると、4%上がるとちょっとやだなぁ。
なので、原発3キロ以内圏内ぐらいのところだったら、逃げます。
ただし、10キロ外ぐらいなら、どんなに多くても1マイクロシーベルト程度(1年で0.04%上がる)なので、気にしませんね。
最後に
個人的見解としては、全く気にならないレベルの危険性と判断しました。
しかし、これでもやはり危険なのだ、という人もいるでしょう。
この違いは、どこからくるのか。私が以前考えた「01思考」と今読んでいる本「ファーストアンドスロー」にでてくる「ヒューリスティックバイアス」で、科学的かつ論理的に、ほぼ説明できそうです。
この話は、また今度書いてみたいと思います。
参考図書
【子育てに学ぶ人材開発】論理思考講師、4才の娘に論点を直される
えびはらです。
土日は、4才の娘とよく遊んでいます。
子育て本をたくさん読んで、大学講師なんかもしていますので、たまに子育て論について書いています。
今回は、子育て論がうまくいったからか、大学で講師として論理思考も教えている私が4才の娘に論点を直された話。
1.ある日の海老原家食卓の会話:論理的葛藤と驚き
娘「パパ、これすごいでしょう?」(写真のまつぼっくりで、作ったツリーを見せる)
私「んー、そうだね。パパこんなに長いまつぼっくり、はじめて見た」
娘「だから、すごいってこと?」
私「そ、そうだね」
何気ない会話かと、思いますが、ここで私はそこそこ考え、そして彼女の彼女の対応に驚きました。
2.会話の裏で何を考えていたか:論点をずらそうとしたら、直された!
さて、会話の裏で私が何を考えていたのかを解説しましょう。
娘「パパ、これすごいでしょう?」
(私の頭の中:うーん。「すごいか」って言われると、別にすごくないな。どうしようかな~。あ、そうだ、このまつぼっくりかなり長い。ここに話を移そう)
私「んー、そうだね。パパこんなに長いまつぼっくり、はじめて見た」
娘「だから、すごいってこと?」
(私の頭の中:うわっ、論論戻された!? これは、元のYes/No質問に戻るしかない)
私「そ、そうだね」
(私の頭の中:あー、びっくりした~。)
という感じで論点をずらしたのを直されたのです。びっくりした~。
3.もう少し会話の論点の動きについて解説
「論点」とは、「議論の中心となる問題点」のことです(引用:コトバンク)
彼女は、「すごいかどうか?」というYes/No質問をしてきました。
そして、私は、Yes/Noで答えるべきところ、「すごい!(Yes)とも、あまりいいにくいし、かといって、すごくない(No)は、モチベーションを下げてしまう」と考えて、ちょっと違う論点で返しました。
それを、彼女は、元のYes/No質問に引き戻してきたのです。
しかも、「だから」という理由をつなぐ接続詞をつかって。。
今後:この論理的能力は、子育ての仕方なのか、はたまた、たまたまか?
何気ない会話ながら、あまりに論理的な対応に私は、驚きと感動を覚えたのですが、これは、子育ての仕方が関係あるのか? たまたまなのかはは気になるところ。
一応、いろいろ考えて、子育てはしているんですが。
どんな、マニアックに考えて子育てをしているかは、またこのBlogでちょこちょこ書いていきたいと思います。
【書評】『SEO対策のための Webライティング実践講座』-本気でSEO対策を勉強したい人に
書評「SEO対策のための Webライティング実践講座」読了 ★5点(5点満点)
最近SEOマニアへの道を突き進みつつある、海老原です。
この本、SEO対策、Webライティングを行う人にとっては、必読書といってもよいかも。
今まで、ちまたの情報は、断片的な情報が多いなと思っていい他のですが、精神論をできるだけ排除し、全体を網羅しつつ、しっかり、具体的な書き方整理された本は、なかなかないです。
1.SEO対策のためのWebライティングと書評の点数が高そうな人と低そうな人
とりあえず、本気でコンテンツマーケティングをやろうと思っている「今の私にとっては5点」。
ただし、「webライティング、コンテンツマーケティングで成果を出すには、相当本気でパワーを書けてやらないと結果はでない」というのが最近の私の結論なので、ちょっとSEOかじってみるか、ぐらいの人には、3点ぐらいかもしれません。
しかし、「これから本気でSEOをやっていくんだ!そして、まとまっている情報がイマイチないと感じる人」には、かなり有用。5点と考える人も多いはずです。
参考図書
【論理思考実践活用】Googleを科学的に分析し、コンテンツマーケティングの成果が出せるか
海老原です。
初回は「Googleを科学的に分析し、コンテンツマーケティングの成果が出せるか」について考えてみます。
※コンテンツマーケティングは継続テーマとして書いていこうと思います。
社内Webサイトの主担当になって1年が経とうとしています。
「このサイト10年ぐらい更新されていないよね。」
と思いたち、Webコンサルティングをやっている知人に連絡、3ヶ月で一部刷新、半年で全面刷新。ここ半年はコンテンツを書きまくって、1年で猛スピードでWebサイトを改善してきました。
もう、10万字を超えるコンテンツを書き上げ、本が書けるんじゃないか、ぐらいの文章量を書きましたね。
しかし、過去の会社で、昔ちょっとWebコンテンツをかじった感覚からすると、コンテンツ作成の投入労力に対して、Webマーケティングとして、リターンが少なすぎる。
つまり、がんばったわりに、PVが上がりませんでした。
「燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・」fromあしたのジョー
そこで、しばらく突っ込むのを避けていた「コンテンツマーケティング」の世界に足を踏み入れることにしました。
決心したきっかけは、たまたま手にした、この本でした。
「人工知能は人間をこえるか-ディープラーニングの先にあるもの」
つい最近「人工知能とディープラーニングが違うってことが、やっとわかってきた」と知人がいっていました。
「ディープラーニング」って流行だし、理系マーケターとしては、ちょっと勉強しておくかと思い本書を手に取りました。
1.コンテンツマーケティングの考え方に懐疑的だった私
「コンテンツマーケティングやるしかない」
この考え方にいたるには、わずかながらも葛藤がありました。
私は、生まれて理系文系の区分を知った瞬間から「自分は理系しかないな」と理解し、理工学修士までいった人間です。
その私からすると、コンテンツマーケティングのプロフェッショナルの人たちの考え方に懐疑的でした。
曰く、
「ユーザーに満足してもらうコンテンツを書くことが重要である」
「徹底的にユーザー目線に立つこと」
私は、一応マーケティングコンサルタントを名乗っているので、顧客を理解することの大切さ自体は否定しません。
しかし、Googleというコンピュータを相手にしている割に、「あまりにも、経験科学的過ぎる」ということが引っかかっていました。
理系で、マニアな、私としては、「ユーザー目線でコンテンツ書いたらうまくいったよ」という経験からくる論拠ではなく、もう少し科学的、工学的なアプローチで考えたくなるわけです。
ディープラーニングの考え方は、その福音となりました。
2.ディープラーニングを前提とすれば、Googleとコンテンツマーケティングのつながりが科学的アプローチで理解できるのではないか
もっと、何か科学的アプローチがとれないか?
そう思い悩んでいたときに、たまたま面白い本に出会いました。
それは、日本の人工知能の若き重鎮、松尾豊さんの著書です。
「人工知能は人間をこえるか-ディープラーニングの先にあるもの」
これを読んで、私は衝撃を受けました。
実は、私は大学院の研究で、少しだけ人工知能をかじっていました。その経験もあいまって、おそらく、普通の人より深くディープラーニングが理解できました。
そして、同時期に悩んでいた「ディープラーニング」と「コンテンツマーケティング」が一気に、私の中で、結びついたのです。
Googleは、ディープラーニングの技術を検索エンジンに応用しているのは事実です。
ディープラーニングを前提とすれば、経験値だけではない「Googleの好みの科学的な説明がつく」と思いました。
理系で、科学マニアな私としては、経験値でコンテンツマーケティングを語られるより、
「Googleは、今までの検索アルゴリズムに加えて、ディープラーニング技術を導入している」
「ディープラーニング技術の導入により、Google検索アルゴリズムは、今までより、読み手の好みを理解する精度があがった」
と言われると、はるかに科学的で、安心できます。
3.Googleを科学的に分析し、コンテンツマーケティングの成果が出せるか試してみることにした
ということで、Google検索アルゴリズムがディープラーニングを使っていることを前提とし、「読み手が好みそうなコンテンツ」ではなく、「読み手が好みそうとGoogleが判断しそうなコンテンツは書けるか」試してみることにしました。
ディープラーニングやそのたコンピュータアルゴリズムの視点から「科学的アプローチで、徹底的にGoogle目線でコンテンツを書いてみよう」と思いました。
つまり、「ディープラーニングの技術的現在値から、コンピュータがどのレベルまでなら、ヒトの好みを理解できるか」を予測しながら、それにそった、コンテンツを書くのです。
それでできたのが、ふたつのコンテンツです。
ディープラーニングを前提に、Googleを科学的に分析し、コンテンツマーケティングの成果が出せるか
今後の、行く末を見守りたいと思います。
参考図書
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)
マニアックで、論理的に考えるBlogをはじめてみます。
海老原です。
最近、コンテンツマーケティングに凝っています。
やっていると結構面白い。ハマってきました。
自社ページ刷新をスタートしてから1年。ほとんど私一人でライティングしています。かれこれ10万字以上はゆうにライティングしたでしょうか。
Googleさんは、文章のロジックをかなりしっかり見ており、オリジナリティも重視するようです。
というわけで、コンテンツマーケティング訓練とロジカルライティング訓練をかねてBlogを書いてみることにしました。
- BtoBマーケティング
- コンテンツマーケティング
- 新規事業
- 子育て/教育
- サイエンス
- ロジカルシンキング
など、マニアックに考察していきます。