Webライティングは最速マーケティング仮説検証方法
海老原です。
最近Webマーケティング支援をよく行っています。そこで、最近思うのは以下4点。
- マーケティング戦略立案からWebマーケティング実行まで一気通貫でできる人が枯渇している
- Webマーケティングで重要なのは仮説検証を素早く回すこと
- Webの文章さえ書ければ、すぐ仮説検証ができる
- マーケティング戦略を踏まえた文章が書ければ、戦略仮説検証も簡単
今回は、マーケティング戦略の仮説検証とWebライティングの関係について書きます。
1.Webマーケティングは伸びしろが大きい
1-1.マーケティング戦略としてのWebサイト
ほとんどすべての会社がWebサイトを開設していると思います。また、うちはWebサイトに力を入れている、企業も多いでしょう。しかし、マーケティング戦略を実行するためのツールとして、マーケティング戦略を踏まえたWebサイトの構築・改善を行っている企業はどのくらいあるでしょうか。
ほとんど無いといういうのは私の感覚です。つまり、多くの企業では、マーケティング戦略とWebサイト構築は全く連動していません。
1-2.マーケティング戦略がWebサイトに反映されない理由
これまで私は曲がりなりにもマーケティング戦略をダイレクトにWebサイトに反映させてきたつもりです。しかし、なぜ世の中では、マーケティング戦略とWebサイト構築に断絶が起きているのか。Webマーケティングの専門家やWebサイトを利用している企業にヒアリングした結果、理由が見えてきました。
理由は単純で「マーケティング戦略を考える人」と「Webサイトを構築する人」と「Webコンテンツを作る人」が分かれているからです。
まず、上位のマーケティング戦略を考える事業担当者、マーケティング責任者がいます。この人たちは、通常Webサイト構築は専門外なので、Webプロデューサーにサイト構築を依頼します。そして、Webプロデューサーは、デザイナー、エンジニア、ライターを使ってWebサイト構築のディレクションを行います。
マーケティング戦略立案から実行まで、役割ごとにプライヤーが分かれている。また、Webマーケティング、Web技術は進化のスピードが速いため、Webの世界では、どんどんスペシャリスト化が進んでいます。そのため、マーケティング戦略立案から実行まで、トータルで見れる人がいないのです。
2.文章力があれば仮説検証がすぐできる
2-1.戦略とは仮説である
マーケティング戦略に限りませんが、「戦略とは仮説である」と言われます。絶対確実な戦略はあり得ません。あくまで仮説、仮の説明です。とすると、戦略は検証させる必要があります。
戦略は、仮説検証を繰り返して、強化していくものです。
3.マーケターが文章力を身につけるには